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研究室ホームページを無料で作る方法とその問題点

制作費用も維持費用も無料でホームページを作成できるサービスはいくつかあります。GoogleサイトジンドゥーWIXなどです。

HTMLを知らなくても比較的容易に編集ができ、サーバー代などの維持費用も必要がありません。一見、良いこと尽くめのように思われがちですが、問題点もありますので、事前に把握した上で利用したいところです。

問題点1: データの移行ができない

それぞれのサービスではフォーマットが特殊であるため、そのサービスが終了してしまう際など、他のサービスにサイトを移行しようとしても、できない場合があります。まさかGoogleサイトが終了する訳が無いだろう、と思うかもしれませんが、意外にもGoogleは多くのサービスを作っては終了させており、代表的なものとしてはGoogleリーダーやGoogle+などが廃止されています。Killed by Googleというサイトで終了したサービス一覧を確認できます。Googleサイトもいつか廃止される可能性はゼロではありません。

問題点2: デザイン性、カスタマイズ性、機能性に乏しい

デザインはシンプルなものが多く、選択できるものには限界があります。また、編集操作を簡単にしているがゆえに、レイアウト等のカスタマイズも思うようにはできないことが多いです。さらに無料プランではページ数に限りがあったり、独自ドメインを使えない等の機能的な制限がある場合があります。

問題点3: 広告等が表示される

ジンドゥー、WIX等は無料プランだとそのサービスの広告が表示され、見苦しいです。研究室のサイトとしては相応しくありません。

問題点4: 上位表示に弱い

ac.jp等の大学のドメインに比べて、Google等の検索エンジンでの上位表示に弱いです。ac.jp等の大学のドメインは信頼性が高く、同様のコンテンツでも上位表示されやすい傾向にあります。あえて無料サービスの弱いドメインを利用する利点は(上位表示させる点では)ありません。大学等の研究機関のドメインを利用できるのであれば、できる限り活用したいところです。

問題点をクリアするご提案

一番お勧めなのは弊社のような制作会社に最初はお金をかけて制作を依頼し、その後はお客様ご自身で更新していくことです。しかし、その初期費用も抑えたいということでしたら、無料のテンプレートをご用意しておりますので、ぜひ活用してみてください。研究室によくあるコンテンツのテンプレートになっていますので、テキストエディタを使って文字を書き換えるだけでサイトを作成できます。40代以下の方であれば、大学や高校の授業で基本的なHTMLを学んでいるはずですので、すでにあるソースの一部を書き換えたりすることは難しくないかと思います。

最後に

最後に宣伝になりますが、もし年度末に研究費が余ったり、科研費が当たったりした際など、もし宜しければ最初だけでもお金をかけてホームページを作ってみてはいかがでしょうか。制作後は基本的にお客様側で更新作業を行うことが可能です。作業の方法などサポートページもご用意しておりますし、無期限無償にてメールでのサポートも行っております。ぜひご検討ください。

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