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研究室ホームページにスマホ対応は必要か

スマートフォン

近年、スマートフォンが普及し、ホームページのスマホ対応の必要性が高まっています。大学や研究所を始めとする研究機関でも対応は徐々に進んで来ており、国内の代表的な研究機関本体のサイトの大半では既にスマホ対応されています。なお、国立感染症研究所、国立極地研究所など、未だ対応していない研究機関も一部あるようです(2021年1月現在)。研究機関本体のサイトでもスマホ対応されていないところがあるので、学部や学科、研究室などの中小規模のサイトでは、スマホ対応率はさらに低いものと推測されます。弊社でもオプションとしてホームページのスマホ対応はご用意していますが、希望されるお客様は半分程度というのが現状です。

Googleがランキング要素としてスマホ対応の有無を利用

2015年4月21日からGoogleでは、ホームページがスマートフォンに対応しているかどうか(モバイルフレンドリーかどうか)を検索結果のランキング要素として利用し始めました。つまり、スマホ対応していないとスマホでの検索結果の順位が下落してしまう可能性があります。実際に大手企業でも、スマホ対応がなされていないサイトは、順位が下がっているところがあるようです。

どのようにスマホ対応すれば良いのか

ホームページをスマートフォンに対応させる方法は主に2つあります。

まずは、PC向けのサイトとは別にスマホ専用のサイトを異なるURLで用意し、アクセスしてきた端末によっていずれかに振り分ける方法です。この方法は、PC用とスマホ用の2つのファイルが存在するため、更新が二度手間になってしまう点がデメリットになりますが、スマホ向けに最適化した容量の軽いサイトを用意できる点がメリットとなります。jQuery Mobileのような簡単にスマホサイトを作るツールも用意されています。

もう一つの方法は、レスポンシブウェブデザインと呼ばれる手法で、PC向けもスマホ向けも全く同一の1つのHTMLファイルを用意すれば良く、更新の際には一度に両者を更新できる便利なものです。この手法では、アクセスするデバイスの画面の幅によって、異なるデザイン(レイアウト)で表示させることができます。デメリットとしては、スマートフォンでアクセスした際も、一旦PC向けの画像やデザインも全て読み込んでから、端末側で表示する内容を判別するので、スマホで閲覧する際にやや重くなってしまうという点が挙げられます。

Googleはレスポンシブウェブデザインを推奨

上記2つの手法はそれぞれメリットとデメリットがありますが、Googleは後者のレスポンシブウェブデザインを推奨しています。理由としては、URLが1つである(PC向けとスマホ向けでページが別れていない)ため、閲覧者がそのURLをリンクしたりシェアしやすいという点や、Googleのロボットによるクロール(巡回)の回数を減らせるという点があります。弊社でも基本的にこのレスポンシブウェブデザインを採用しています。

スマホ対応を急ぐべき

冒頭で述べたように、検索結果のランキングシグナルとしてスマホ対応か否かを考慮されるようになるということだけではなく、学生さんのスマートフォン利用率は年々上昇し続けているので、より多くの学生さんを集めたい学科や研究室などでもスマホ対応はほぼ必須と言える状況です。

弊社では11万円(税込)の追加料金にてスマホ対応を行っております(レスポンシブウェブデザインでの対応となります)。是非この機会に研究室ホームページのリニューアルをご検討ください。

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