代表取締役のご紹介
株式会社シストランス 代表取締役
三浦真稔(みうらまさとし)
1978年生まれ。札幌市出身。株式会社シストランス代表取締役社長。Webディレクター。聴覚の軽い障害(APD:聴覚情報処理障害)があります。
経歴
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2002年
東京大学教養学部基礎科学科卒業
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2004年
東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻相関基礎科学系修士課程修了
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2005年
個人事業で起業
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2006年
東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻相関基礎科学系博士課程中途退学
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2006年
株式会社シストランス設立、同代表取締役就任
大学院在学中の業績
大学院生のときは東京大学大学院総合文化研究科広域科学専攻相関基礎科学系にて、小川桂一郎先生(東京大学名誉教授、元東京大学教養学部長)のご指導の下、有機化学の研究を行っておりました。在学中の研究内容は以下の論文で発表しております。
- M. Miura, J. Harada, and K. Ogawa, “Temperature-Induced Reversal of Proton Tautomerism: Role of Hydrogen Bonding and Aggregation in 7-Hydroxyquinolines” J. Phys. Chem. A, 2007, 111, 9854-9858.
- K. Ogawa, M. Miura, T. Nakayama, and J. Harada, “Photochromism of Aza-aromatics with Hydroxy Group. Intermolecular Proton Transfer in Glassy Solution” Chem. Lett., 2003, 32(9), 840-841.
会社設立の経緯など
大学院博士課程の在学中に、大学受験の勉強法や自身の体験記のメールマガジンを趣味で発行していたところ、思いのほか読者数が集まり、これをきっかけに受験関係の情報サイトの運営を始めました(どちらも現在は廃止しています)。その後、受験以外の分野でも様々な情報サイトを立ち上げ、一定の広告収入が得られるようになったため、個人事業として起業。その1年後には地元の札幌にて法人化しました。
社名については、大学院生のときに有機化学の研究をしており、シストランス異性体から名前をもらい、「株式会社シストランス」としました。あまり深い理由はなく、単純に馴染みのある格好のいい用語であったという理由によります。
その後、研究機関専門のWeb制作部門を立ち上げ、現在では弊社の主力事業となっております。
2015年8月には本社を札幌から東京へ移転させました。会社の規模の拡大は目指さず、小さな会社ではありますが、日々地道に頑張っております。
APD(聴覚情報処理障害)について
まだあまり広く知られていませんが、音としては聞こえているものの、何を言っているのか聞き取りにくい障害です。私は程度は軽いものの、会話の一部が聞き取れなく、何度も聞き返してしまうことがあります。ご迷惑をおかけすることがあるかもしれなく、また私自身もそういったことを心苦しく思いますので、可能な限り電話ではなくメールにてご連絡いただけると嬉しいです。
この障害により私は以下のようなことがあります。
- 周りに雑音があると話に集中できない。聞き取ることが困難。
- 長い話を集中して聞き続けることができない。
- 何度も同じことを聞き返しても聞き取れないことがある。(特に聞き取りにくい言い回し、言い方があるようです)
- 早口やボソボソ喋ったり、唐突に話しかけられたりすると特に聞き取れない。
- 標準語以外の方言(特に強めの関西弁)が聞き取りにくい。
ゆっくりはっきり喋っていただくと大変聞き取りやすいです。ご理解を賜れますと幸いです。